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2011年8月31日 (水)

ロングな留め加工

病院の家具もほぼ完成し、あとは現場を待つばかりとなりました。
で、今日はお寺の和室用の飾り柱を製作。


本来ならば、0.5ミリ厚くらいの薄い単板で仕上れば
貼って→カッターで切って→ペーパー当てれば完了という
簡単な工程なのですが、改修する和室の壁面や天井に
ヒノキの突板が使用されるため木目や色合いが揃いません。
そこで、部屋の内装と同じ木材から作られた4ミリの突板を
構造用の集成材柱に4方留めで貼っていきます。
短ければそれほど苦労しないのですが、長さが2500ミリもあると
全てを合わせるのは結構大変です。


3/4進んだところ
P1010014_2

昇降盤という機械の刃を45度に寝かせて、突板を加工していきます。
コンマ5ミリでもずれると留めの合わせ目にスキマが出来てしまうので
慎重に進めていきます。


P1010019


ノコの回転で材料が浮き上がろうとするため、高速回転するノコの
すぐ近くに指を持っていく必要があり、その風圧に毎回ビビリます。

というのも、以前同じような加工をしていて左手の小指がノコに
ハードヒットしてしまい、血だらけの指をタオルでグルグル巻きにして
泣きながらバイクで病院に急行という修羅場を経験しているので完全に
トラウマになっているのです(泣)。


先端の骨が砕けたので、不恰好になってしまった小指。

P1010023

そんな恐怖と戦いつつ加工しても、所詮人間のやる作業なので
そのままピッタリとなるはずもなく最後はカンナで微調整して
仕上がりになります。


柱2本の他にコンクリートの太い柱をスッポリと隠すカバーも
2台作りました。 こちらは600ミリ×600ミリ×2500ミリとサイズは
大きいですが、留め加工が1か所なので比較的楽でした。


P1010025


今回の仕事は飛び込みで入ってきたのですが、この加工をやる業者が
見つからずにウチに白羽の矢が立ったわけです。
特に難しい加工では無いと思うのですが、手間がかかる割りに
金額が伸びないので敬遠されがちなのかもしれません。


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