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2011年9月 5日 (月)

可動棚?固定棚?

家具の棚板、可動式よりも固定式のほうが安くなりますか?
という質問を受ける事がよくあるのですが、ウチの場合は
棚ダボや棚柱を使用した可動式のほうが安くなる事が多いです。


現在、保育園の下足入れを作っていますが全て固定棚のため
それぞれの板にジョイント用の加工をしていきます。

この加工が意外と面倒で、板厚などを計算して寸分の狂いも無く
加工しないと組み立てる時にスキマや歪みが出たり、最悪
形にならなかったりしていまいます。

今回はサイズも小さく、マスも大きいので比較的楽でしたが
銭湯の下駄箱のような細かいマスの時は、ジョイント加工だけで
丸1日かかったりします。

縦の板にはこんな感じ。

Photo

棚板の断面にも同じように…。
Photo_2

全てのパーツに加工をしてボンドにて固めていきます。
スキマがないように、かつ直角を出しつつクランプにて固定。
団鬼六先生も真っ青な位ガチガチに締めこみます。
Photo_3

この時に接合部分からボンドが染み出てくるのですが
これの掃除を怠ると塗装ムラの原因になるので
丁寧にふき取ります。
このまま一晩置いておけばほぼ完成です。
見た目以上に手間がかかります。


このような加工を全て機械でやるような量産工場ならば
固定式のほうが安くなるのかもしれませんが、少ない台数を
手作業で作るとなると可動式のほうが安くなることが多いんです。

それにしても、ケータイで撮った画像見づらいなぁ。
買って一年も経つと、レンズの中に細かい木の粉が入り込んで
ほぼ使い物にならなくなる…。
仕事用に使っていたコンデジも先日ついに力尽きました…。
木工屋の悲しい宿命です。


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