2014 Mexico 1

DAY 1

成田までの交通手段、これまでは「スカイライナー」と決めていたのですが
格安バスが登場したと知り、今回初めて利用してみました。

「アクセス成田」東京駅八重洲口→成田空港が所要1時間で\1,000。
リムジンバスの1/3の値段です。

出発ロビー前で下ろしてくれるので、電車より楽かも。

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座席も結構ゆったりしてます。
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今回のエアラインは「アエロメヒコ」。メキシコシティまでの直行便です。
メキシコまではアメリカ経由が安かったりするんですが、アメリカの厳しい
入国審査が面倒くさいので多少高くても直行便のメリット「大」です。
機材は「ボーイング787」。 エコノミークラスながらシートは多少ゆったり目で
USBポートなどもあり、意外と快適。

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ワンプレートでせかせかと配られる機内食は「配給」という言葉が頭を過りますが
食べてみるとなかなかの美味。
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2回のミールサービスのほかに、ドリンクとサンドイッチやカップラーメンはいつでも
食べ放題な感じです。

しかしながら、シートがゆったり…、なんて思ったのは最初の1時間で、後の14時間は
寝て→起きて→ストレッチして→なんか食うというツラいループを耐え忍びます。




DAY 2

オンタイムでメキシコシティに到着。
入国審査は長蛇の列で、1時間近く待たされやっとメキシコ入国。 

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サテライトターミナルに到着した事に気づかず、メインターミナルの地下鉄駅まで
1時間近く歩くという大失態を犯しつつも、なんとか駅を発見。街に出ます。

メキシコシティは地下鉄網が発達しており、非常に便利です。
運賃は一律で\40くらい。
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日本の地下鉄より一回り小さくて、ゴム車輪です。


車内はこんな感じ。グラサンのおやっさんの視線が怖い…。
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メキシコの地下鉄はかなりカオスな状況で、朝夕は東京並みに混雑する上
いろんな物売りが乗ってきます。 表向きは禁止されているらしいのですが
ジュースやお菓子、文房具、歯磨きなどそれぞれの商品の物売りが
車内を行き来します。 
どこからとも無く音楽が聞こえてきて、「車内放送かなぁ」と思っていると
アンプ内臓のでっかいスピーカーを背負ったCD販売で、会話できないほどの
大音量で音楽を垂れ流すという光景も頻繁に見られます。



今後の予定が決まっていないため、移動しやすいようにバスターミナル付近に
宿を取り、シャワーも浴びずにルチャリブレ会場に。

地下鉄2回乗り換え&徒歩10分くらいで意外と簡単に発見。
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ルチャの聖地「アレナ・メヒコ」です。

さて、どうやってチケットを買えばいいのか???
ダフ屋がうろついているので、そこで買えば簡単なのですが、割高な金額を
払うのが癪なので自力でなんとかしようと試みます。

フラフラ歩きながら建物の周りを見てみると、ポスターを発見。
席のランクらしきものと金額が書いてあります。

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全てスペイン語なので訳が分からないのですが、中くらいの値段の
「preferente central」という席を購入。

チケット売り場はこんな感じ。
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「preferente central uno pol favor」 カタカナ発音のデタラメスペイン語でも
意外とすんなり通じちゃいます。
約\600で無事にチケット入手。

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入り口でボディチェック&荷物検査を受けて、中に入り係員にチケットを見せると
2階席の最前列に案内されました。

リングはこんな風に見えます(実際はもっと近いです)。
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カメラ持込みが禁止なので、ボロ携帯の画像ですが…。

初めて観た「ルチャリブレ」。予想以上に面白くて、3回も観に行ったので
試合の様子は後日詳細報告します。




DAY 3

朝5時に起床、旅人の朝は早いです。  
メキシコシティからバスで5時間。「エル・タヒン」という遺跡を目指し、拠点となる
ポサ・リカという町に向かいます。

メキシコの鉄道は全く発展しておらず、国内移動はバスがメインとなります。
特等、1等、2等とランクがあるのですが、2等バスは途中いくつもの町に止まる為
強盗に襲われるリスクが高いらしく、安全を考え目的地まで直行する1等をチョイス。


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バスターミナルには何十箇所も乗り場があり、メキシコ各地をはじめ、アメリカや
グアテマラ行きの国際バスも出ています。


1等バスの車内は、かなりゆったり目で枕やドリンク、軽食付。
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革張りシートに全席モニターつき。もちろんトイレも付いてます。
運賃は5時間の距離で\5,000くらい。

バスの出発間際にメキシコ特有のシステムがあります。
係員が乗り込んできて、乗客全員の顔を一人づつデジカメで撮影していきます。
バスによって、動画撮影されることもあり。
事件やテロが起こったときの対策でしょうか。

治安最悪といわれるメキシコですが、バス乗り場に入る前に空港並みの厳しい
チェックがあり、バスの搭乗口でも再チェックされるので警備はかなり厳重です。
走行中もバスを止められ、機関銃&防弾チョッキのハードな警察官が乗り込んできて
車内をチェックしたりと、相当ピリピリしています。


昼前に「エル・タヒン」の拠点、ポサ・リカのバスターミナルに到着。
ガイドブックに載っていない町なので、どこに何があるか全く不明の上、
地図さえない状況。
とにかく繁華街を目指そうと歩き出します。
すれ違う人、道端にいる人に道を尋ねまくるも、歩けど歩けどたどり着かない。

結果的には、バスターミナルはかなりの町外れに位置しており繁華街に着いたのは
歩き始めて1時間後(泣)。
地図がないというのは本当に不安になるものですが、なんとかなるのが不思議です。


ホテルで「エル・タヒン」までの行き方を聞き、ローカルバスターミナルへ。
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どのバスに乗ればいいのか分からないので「エル・タヒ~ン!」と行き先を連呼します。
すると、親切な人が現れてバスを教えてくれるという万国共通のシステムで無事に
バスに乗車。


レトロ&暴力的な運転のローカルバスで30分 料金\40くらい。
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バス停からさらに徒歩30分でやっと「エル・タヒン」に到着です。
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数々の祭壇とピラミッド群です。

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世界遺産なのですが、マイナーかつ辺鄙な場所にあるので外国人は皆無。
車で来ているメキシコ人ばかりです。

天気も悪く、想像よりも小さな規模にテンションガタ落ち…。
シティからなんだかんだで9時間もかけて来る価値はなかったなぁとちょっと後悔。



DAY 5

朝5時起床。
シティに戻るため、郊外のバスターミナルに向かいます。
まだ暗いので、安全のためタクシーで移動、\400位。

午前中には戻りたいなぁと思いつつ、チケットカウンターに行くと「ナントカカントカ~」と
スペイン語で捲くし立てられ発券されたのは14時発のバス。
どうやら午前中の便は全て満席らしく、8時間待ちが決定です。

「早起きした意味ねぇ~」と思いつつ、町に戻ってもやる事ないのでひたすら待ちます。
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メキシコは驚くほど英語が通じないので、この時間を利用してスペイン語を勉強。
数字から曜日、簡単な会話などを暗記していくのですが、自分の記憶力の低下に
驚愕。 全く覚えられない…。

それでもスペイン語を話せないと何にもできないので、少しづつ単語を覚えていくと
相手の言ってる金額が分かったり、こっちの質問が理解してもらえたりと日に日に
会話する喜びが増していきます。
スペイン語は日本語と発音が似ているので、結構聞き取れるし、理解してもらえます。

夜にはシティに帰還、またもやルチャリブレを観に行って就寝。




DAY 6

朝6時起床。
今日は、メキシコ遺跡のメイン「テオティ・ワカン」に向かいます。
シティの北バスターミナルからバスに揺られて1時間。

しばらく歩いていくと、どど~んと見えてきました。
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予想以上のスケールと雲ひとつない快晴に早くもテンションマックス。

「月」と「太陽」2つのピラミッドと無数の祭壇が広大な敷地に広がっています。
ここではピラミッドに登ることができるのですが、標高が高い(2,300m)上に
かなり急で、足を滑らせたら確実に死亡という結構ハードな階段です。
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日本人のツアーでは登らない人が多いらしいけど、現地人や欧米人の老人は
家族に支えられつつヨロヨロと登ってました。

「太陽のピラミッド」の頂上はこんな感じ。
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まだ午前中で陽が低いので、斜面に写る自分の影がとんでもなく長く見えます。
30m以上先まで伸びる影。
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高さは65mと、ギザのクフ王の半分なのですが、実際に見た感じはこちらのほうが
大きく見え、威厳もあった気がします。


こちらは「月のピラミッド」から見た「太陽のピラミッド」。
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まだ午前中ながら日差しは強烈で半袖でも汗ばむ位ですが、時折吹く風が
冷たくて、これ以上ない気持ちよさ。
コーラの一気飲みが死ぬほどおいしい状況です。
日焼け対策を全くしなかったので、翌日顔の皮膚がボロボロに剥がれます(泣)。
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一昨日ハズした「エル・タヒン」の分まで遺跡を満喫して、夕方から
「アステカ・スタジアム」でサッカー観戦すべく、シティに戻ります。




スタジアムは、地下鉄と路面電車を乗り継いで中心地から約1時間。


ちょっと早いかなぁと思いつつも、乗り換えのために地下鉄駅から出ると
殺気立つサポーター軍団に遭遇。
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太鼓と歌の大合唱&駅の構内なのに発炎筒ガンガンというヤバイ雰囲気。
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駅には大勢の警官がいて、一般客と隔離してくれるので安全に路面電車に乗り換え。



路面電車の駅を出ると、すぐに「アステカ・スタジアム」があります。
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スタジアムの周りは、すごい数の警官がいて物々しい雰囲気ビンビンです。
この写真の奥が当日券の売り場になってます。
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どこの席がどんな名前なのか分からないので、運任せで一番発音しやすい
「planta alta」というランクを購入。 約\2,000。

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逸る気持ちを抑えつつスタジアム内へ。
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写真では伝わりませんが、超デカいスタジアムです。
「カンプ・ノウ」や「サン・シーロ」もそうですが、歴史あるスタジアムは
入っただけで胸がジ~ンとします。

訳も分からずに購入した席ですが、2階席のセンターライン付近となかなかの席。
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ゴール裏のサポーター席にはズラ~っと並ぶ、機動隊が。
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試合は、地元のクラブアメリカとタイガースというチームの対戦。
クラブアメリカはメキシコの強豪で、メキシコ代表選手も複数在籍しています。
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世界的なスーパースターがいる訳ではないのですが、地元の人に混じって
観戦しているとエキサイトしてきます。

本当に偶然なんですが、たまたま黄色のTシャツを着ていったら、クラブアメリカの
チームカラーだったので「オォ、ナントカカントカ~、アミーゴ!」みたいな感じで
周りの客から話しかけられ、ジュースやハンバーガーを奢ってもらったりして
好意的に受け入れてもらえました。


試合結果は3-0でホームのクラブアメリカの勝利。
皆なごやかな雰囲気でスタジアムを後にしました。 
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帰りにワールドカップの記念プレートを発見。
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このスタジアムでは2回もWCが開かれており、マラドーナの伝説の5人抜きゴールも
ここで生まれたのです。 なんだか歴史を感じ、ちょっと涙ぐむ…。


Mexico 2につづく

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