« 浮世絵収納 | トップページ | ワイルドな工具 »

2015年6月 7日 (日)

高透過ガラス

お寺シリーズが続いています。

先日とは別で、今度は浅草のお寺さんに納める仏像の展示ケースです。

Photo

内側は藍色の染色、外側はクリアで塗り分けています。
こちらは裏側。 建具が付きます。

Photo_2

超単純な家具ですが、「塗り分け」が最大のネック…。
下準備の段階で材料を塗装屋さんに持ち込んで、染色&サンディングシーラーまで
してもらい、それを引き取って、組立&仕上げ。 
最終的にウレタンクリアーを吹いて完成、という工程なので通常の2倍の時間が
かかりました。

画像では伝わりませんが、藍色にうっすらと木目の浮かぶナカナカ味わいのある
仕上げになりました。


今回、正面のガラスに美術館などで使われている「高透過ガラス」を使用しています。
ガラス自体の青みを減らした特別なガラスで、透明度が高いとの事。
           
…ですが、普通のガラスとの違いが全く分かりません(笑)。 

断面を見ると、ガラス特有の緑がかった色が薄いかなぁくらい。
ガラス屋さんに聞いても、断面を見ない限り区別がつかないそうです。

通常のガラスと比べると、金額差約3倍。
「黙って通常ガラス使っても誰も気づかないだろうなぁ…」という邪心が一瞬頭を
よぎりましたが、お客さんを騙すことになるので指定どおり「高透過ガラス」で完成です。

Img_0597

      

« 浮世絵収納 | トップページ | ワイルドな工具 »

DECADE  トップページへ

無料ブログはココログ