2011 India 2

ヴァナラシ

まだ早朝でしたが、とりあえずガンガーに行ってみることに。
ここヴァナラシでは英語名のガンジスより、現地語のガンガーのほうがしっくりきます。

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朝もやのガンガー。

「早朝から沐浴しまくってるんだろうなぁ」とガートに行ってみると、予想に反して
人は疎ら。インド人もびっくりするくらい寒いんです。
地元の人に聞いてみると25年ぶりの寒波に襲われてるらしく、寒くて死にそうらしい。

当てもなくガンガー沿いを歩いてみると、100メートルおきくらいに焚き火の炎があがり
それを取り囲むように正体不明の男たちがたむろしています。
前を通りかかると「寒いだろ?火にあたっていけよ」的な仕草をされたので、男たちの
輪に加わってみました。
英語を話さない人たちだったので、交わした会話は

インド 「ジャパン?」
僕   「イエス」
インド 「トーキョー?」
僕   「イエス、トーキョー」
インド 「オッケ~ィ」

なにがオッケィなのか分からぬまま会話終了。
その後、1時間近く無言のままチャイを振舞われたりしつつ時間つぶし。
通常だと意味のない沈黙には耐えられない性格なのですが、焚き火&ガンガーの
相乗効果で何ともいえない安らぎを感じます。
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その後、ガイドブックなどでもおなじみの火葬場へ。
インドの火葬場は、間近に行くことが出来るけど、撮影は厳禁です。
マジギレされた上に、罰金とられるらしいです。
僕は、カトマンズでも見てるので特になんとも感じなかったんですが、初めて見る人は
ちょっと衝撃あるかもしれません。

ちなみにカトマンズの聖地、パシュパティナートの様子は
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カトマンズは、インドと違って撮影OKでよく見ると薪の組み方も違います。
また、カトマンズは遺体の上に藁を被せて上下から焼く感じですがインドは
下からの火力のみです。

火葬を見てると後ろの方で、サンバ的なタイコのご陽気な音が…。
音のするほうに行ってみると、インド的 ミニミニレイブが突如幕開け。

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3人組の鼓笛隊みたいなオッサン達が激しすぎるリズムを刻みだし、近くにいた
10人くらいのオッサン達が激しすぎる動きで踊ってます。
よく見ると皆の瞳孔はフルオープンで、カンペキにキマッてる状況です。
その横では、白目を向いて何かを吐きながら痙攣してるオッサンが
横たわっているのですがその存在を気にかける人はゼロ。
自由…、自由すぎる…。

そこからわずか10m先では、燃やされる遺体、その真横で暖を取る野良牛、
死肉を狙ってうろつく野良犬、それを取り囲むツーリストとヒマなインド人。
その時感じました………   「あ、これがカオスかぁ」と。

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インド、特にここヴァラナシではドラッグがほぼ公認され政府認定の大麻屋、
通称「ガバメントショップ」があるくらいなので、歩いてると1日何十回も売人に声を
掛けられます。 40近いオッサン(僕)が海外でドラッグやってる場合じゃないので
買わなかったけど多くの旅行者がドラッグにハマり沈没してるようです。
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移動

次なる目的地は、仏陀が悟りをひらいたブッダガヤか、パトナか、カルカッタかと
迷っている時にカルカッタから旅行に来たという老夫婦(かなりインテリ風味)と
知り合い、「ぜひともカルカッタを見てくれ」と激押しされ、気候も暖かいという
有力情報が入った為にカルカッタ行きが決定。

ヴァナラシ駅でカルカッタ行きの列車を予約すると、満席ながらキャンセル待ちの
順位9番目。乗れると信じて、キャンセル待ちをすることに。
インドでは、ウェイティングリストといってキャンセル待ちでも切符を購入できます。
そして、その列車が始発駅を出発する少し前に空席調整が行われキャンセル席が
割り当てられるのです。これまでの経験上、10番以内ならば確実に乗れます。 
始発駅なら各車両の出入り口に乗客全員の席番号と名前が貼り出されます。
途中駅ではプラットホームに貼られてます。なんてことないことなんですが
初めてインドの列車に乗った時に自分の名前を見つけたときはうれしかったなぁ。

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16時45分発なので、遅れるとわかりつつも16時半には駅でスタンバる律儀な僕。
エンクワイアリーという窓口で、キャンセル状況確認すると予想通り席が確保できて
ました。

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駅前には列車を待っているのかよく分からないインド人であふれています。

予想通り定刻になっても列車は来ず、当たり前のように4時間送れてきた車内は
案の定ゴミだらけ。

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インド人はゴミに関して驚くほど無頓着なのでその場にガンガン捨てます。
窓が開く車両は、窓から放り投げるので線路上はホントにゴミだらけです。
ただ、車内のゴミに関しては駅ごとに小さな子供(障害者率高い)が乗ってきて
床を這いずってゴミを片付けます。 そして、乗客にチップをねだるというインド流の
システムが確立されているので駅ごとにきれいになるのです。

毎回遅れるインド国鉄。 タイトな旅行には致命的ですが、何とも言えない魅力が
あります。 新幹線より広い軌道を20両以上の客車を引っ張る古いディーゼル車。
日本の電車をしなやかなカモシカとすると、インドの列車は老いぼれの猛牛って感じ。
もう「Co2問題とか騒音問題とかカンケーね~よ」といった感じで、トイレは全て
線路上に垂れ流し、ドアは開きっぱなしというワイルド仕様でインドの大地を疾走する
姿には人間味すら漂ってきます。
また、発車のベルも無ければ車内アナウンスも無し、24時間遅れても払い戻しは
おろか、遅延理由の説明や謝罪の一言もなし といった客に媚びない姿勢が
不器用な男、高倉健ばりの男気を感じるのです。

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ちなみに、今回の大幅遅延の理由は濃霧の為だったようです。
同乗したパプアニューギニア人のオッサンがどこからか仕入れてきた情報。
そういえば、パプアニューギニア人見たの初めてだなぁ、と思いつつ
話してみるとホテルをいくつか経営しているらしく、バカンスで一人旅中とのこと。
英語うまいねって言ったら、公用語が英語なんだって。 知らなかった。

冬のインドの霧はハンパないです。 視界10メートル位。

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全く前が見えない状態でもお構いナシに突っ走るタクシー。
対向車のライトとクラクションでお互いの位置確認をしているらしいのですが
怖くて助手席には乗れません。

そんなこんなでカルカッタまで17時間の予定が25時間もかかりました。
沢木耕太郎の「深夜特急」や藤原新也の「印度放浪」などを読んで、ひそかに
憧れていたカルカッタ。
インドで最も騒々しく、最もインドらしい大都会に期待を膨らませつつ安宿街として
有名なサダルストリートヘ向います。

カルカッタ

カルカッタの玄関口 ハウラー駅は街の中心から離れており、ヤムナー川という
大きな川を渡ります。 
タクシーやバスでも行けるのですが、河にかかるハウラー橋を見たかったので
渡し舟的なフェリーをチョイス。

しかし、これが裏目に…。

10分ほどで対岸に近づくと薄暗い桟橋には、人、人、人…。 駅に向かう人たちが
溢れんばかりに待っています。 
なんか、ヤバそうだなぁ…と思いつつ、降りる準備をしていると降りる人優先とか
譲り合いとかの概念のないインド人共が着岸前からなだれこんで来ます。 

ニュースとかでよく見るバーゲン会場に殺到するオバサン以上の迫力に圧倒されつつ
何とか降りようと試みるも、でかいリュックが船内に向かう人の波に持っていかれる為
進めません。席を確保しようと、目を血走らせて乗り込んでくるインド人の殺気にも
圧倒されます。
桟橋と船との間にはスキマがあり、足元も見えないような状態で無理矢理
降りて川に落ちたら確実に死にそうだったので下船を諦め、そのままハウラーに
引き返すハメに…。「なんだよ、インド人~」と思いつつ、バスでの再チャレンジと
なったのでした。

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動いてるのが不思議なくらいボロいバス

翌朝 街に出てぶらついてみると、なんともいえないイイ感じ。直感的に肌が合うというか
空気感が合うというか…。 活気があるけど、ガツガツしてない。
街の人はみなフレンドリーで親切。デリーなどに比べるとズルい奴らが少ない印象。
そして何よりメシがうまい。イスラム教徒が多いのでイスラム系の料理から中華料理、
何を食べてもハズレなしでした。

中でもハマったのが チョウメンというインド風焼きそば。 日本のソース焼きそばと
塩焼きそばの中間のような味でちょっとスパイシー。

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こんな感じで路上で作っていて、客は立ち食い。お値段たったの12ルピー(24円位)。
まさに、「お値段以上、ニトリ」な感じです。

普段の生活では、何を食べるか迷うのも面倒だし、食べるという行為自体興味ないので
1日1食の生活なんですがここカルカッタではお腹いっぱいなのに次にあれを食べようとか
考えて、1日4食、さらに間食にチョウメンという過食状態に陥りました。

また、街の中心にモイダン公園というデッカイ公園があるので昼寝にも最適。
クリケットを楽しむインド人を見つつ、読書したり昼寝したり…。
ヒマなインド人は腐るほどいるので、暇つぶしの話相手にも困らない。

カルカッタの街角にて

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タバコ屋の前に吊るされた火のついた縄。
これがすご~くゆっくりと燃えていてライター代わりになってる。

 

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肉屋の前に繋がれてるヤギ、あと何日の命なのか…。


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古すぎて、逆に未来のデザインに見える三輪オート。

 

長居するにはもってこいの街なんですが、そろそろタイムリミットが近づいています。
メール&ケータイに1月末から2月にかけての仕事の連絡が何件か入っており
急に現実に直面してブルーになりつつも、日本行きの日程を予約。 
往復のオープンチケットで来たため、デリーに戻らなければなりません。

カルカッタ→デリーは距離もあるし、列車が遅れて飛行機に乗り遅れると面倒なので
インドのLCC 「スパイスジェット」の航空券を入手。 直前予約だったので少し高くて
5000ルピー(10000円位)。 

 

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これで、デリー、ムンバイ、カルカッタ、チェンナイ、バンガロールとインド5大都市を制覇。
「カルカッタ、また来るぜ」と思いつつ、デリーへ

 

デリー

帰国を翌日に控え、デリーをあてもなくブラブラ。
コンノートプレイスで読書をしたり、ヒマなインド人、不要なものを売りつけようとする
物売りたちと話をしているうちにあっという間に時が過ぎて行きます。

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ロンドンでホテルマンになる!!と熱く語るスラパン君。

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僕に自分の学校の教科書を売ろうとしてきたクソガキ(笑)。

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寺院前で稼ぐ物乞いの人たち。

 

何をするわけでもなく、いつのまにか夜になり、今回の旅でインド最後の晩餐へ。
インド5大都市を征した「自称インド通」の僕は、物売りやニセガイドにも楽に
対処できるようになったし、インド全然余裕じゃ~んと駅前の安食堂街に
さっそうと向います。
メニューを見ることなく「チキンカレーのハーフとバターナン2枚、パクチー少なめで」と
並のツーリストじゃないぜ オーラを放ちつつオーダー。

迷うことなくハンドウォッシュで手を清めて食事を待ちます。
心なしか、店員も「こいつヤルな」と微笑んでいる…   気がする。

そして、運ばれてきたのがこれ。

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付け合せも充実しているし、味もウマい。やはりインド通、食堂の選択にもスキがない。
一緒に出てきたのは、アールーゴービー(カリフラワー&ジャガイモのカレー)と
パニールマサラ(チーズカレー)。しかし全て同じ味(泣)。

全て食べ終わり、メニューをチェックするとチキンカレーが80ルピー、ナンが10ルピー
だから合計100ルピーと値段もまあまあ。
大満足でレジに向かい100ルピーを差し出すと、レジのオヤジはなぜか490ルピーと
書きなぐった紙を差し出してきます。
「またまたぁ、勘違いでしょ?」と笑顔で言うと、「オマエは、チキンカレーのフルサイズと
アールーゴービー、パニール、バターナンを食べたから490ルピーだ」と無表情で
言い放たれ万事休す。

「ヤラレタ~」  さっきまでこの店に好感を抱き、自分の店選びの嗅覚に酔いしれていた
僕は無性に腹が立ち、猛抗議。「頼んでない」 「頼んだ」と言い争いになり、証人となる
オーダーを取った兄ちゃんを探すも見当たらず…。

そんな騒ぎをヒマなインド人が見逃すはずもなく、いつの間にか人だかりに…。

インドの安食堂は、道路側のドアや壁がないので入り口近くのレジでの騒動は丸見え
状態なのです。

かれこれ10分くらい粘ったのですが、アジアカップの日本代表の如く完全アウェー状態、
中東の笛ならぬ、インドの流儀に全てが面倒くさくなり負け戦を覚悟したその時……



援軍現る!!!

前を通りかかった白人のオバサン。 年のころは50過ぎでしょうか。
シガニーウィーバーのストロングさと、シェリルクロウのグランジ感を併せ持つヒッピー
テイスト溢れる風貌。
事情を説明すると仲介に入ってくれるも、オヤジは頑として折れない。
そのうち、双方がエキサイトしてきてキスしちゃうんじゃないかと思うくらい顔を近づけて
バトルに発展。

「お前らインド人以外でカレーを3種類も頼む奴いね~よ、バカ!!」とか
「ツーリストを騙して恥ずかしくね~のか、ボケ!!」といった内容を放送禁止用語
連発で畳み掛けるオバサン。 「映画みたいだなぁ」なんて思いつつ横で佇む
情けない僕。

結局、オバサンの勢いに圧倒されたオヤジが諦め、ヤジウマの「おぉ~っ」というため息
とも感嘆ともつかぬ声をバックに100ルピーを放り投げて店を出たのでした。
その後、オバサンにチャイに誘われ「ヘイ、わかりやした」と子犬のごとき従順さで
付いていく情けない僕の後ろ姿には「インド通見習い」の烙印が…。

話を聞いてみると、オバサンはアメリカ人で15年近くインドに通い続けているとの事。
まさに日米安保条約がデリーの片隅で遂行されていたのです。
「インド人ってズルいし、街も汚いから嫌いなんだけど何故か来ちゃうのよ」と言いつつ
タバコをプカ~っと吹かす姿はシビれるものがありました。

まだまだインド通を名乗るのは早過ぎたなぁと反省しつつ、インドの旅が終了です。

帰国

ホテルのあるメインバザールからフランス人カップルとタクシーをシェアして空港へ。
それにしてもフランス語っていつ聞いても優雅に聞こえるなぁ…。 

機内に入ると、これまで過ごしたゴミと騒音とウソツキ共に囲まれた世界から一変。

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今回利用したのは、チャイナエアライン。事故の多さと乗継の悪さからこれまで敬遠して
いたのですが15年ぶりに乗ってみると、CAは優しいし、なかなかメシウマでした。
ただし、成田、台北ともにラウンジの食べ物がショボかった…。

機内食はこんな感じ

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ディナーの前菜
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ランチのメイン 台湾料理をチョイス
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ディナーのデザート

前菜、メイン、デザートの写真は、それぞれ違う便ですがどれもハズレなしでした。

ここ6~7年、国際線はビジネスクラス、現地に着いたら昔ながらのバックパッカースタイルという組み合わせが僕の「旅スタイル」です。
よって、特に帰り道は薄汚れた服装&サンダルとかなのでビジネス用のゲートに行くと
かなりの確率で”間違えて来ちゃった人”と勘違いされます。

帰りの飛行機でゆったりできるという安心感から現地でのハードな状況に耐えられるの
かもしれません。


運がいいとファーストクラスにアップグレードされることもあります。

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3、4年前に乗ったファーストクラス

 

デリーから6時間、台北に到着すると
エアポートバス乗り場がすぐに分かる。窓口のおばちゃんが笑顔でお釣りをくれる、
しかもごまかさない。バスの運転手が行き先をアナウンスしてくれる。 といった
当たり前のサービスが非常にありがたく感じます。

空港から1時間、台北駅に降り立ちどこに泊まろうか としばし呆然。
ガイドブックないし、土地勘も全くない。まとわり付いてくる客引きもいなければ、「どこに
行くんだい?」と声をかけてくる怪しい男共もいない…。あんなに鬱陶しかったのに…。
インド人のしつこさや無神経さが早くも恋しくなります。

テキトーに駅近くのホテルにチェックイン。
部屋に入ると、シーツがきれいな事に驚き、限りなく出るお湯に感動。
この瞬間が台北のピークでした。

あとは何の出会いも刺激もなく、台湾料理食べて終わり…。
もしおじいさんになるまで生きていたら住んでもいいかなってのが唯一の感想です。

旅を振り返って

さて、今回の「旅レポ」ですが、仕事をしなくてはいけないという現実からの脳内逃避と
「インドに行く」というとほぼ100%の割合で質問される事…

 

    1  「インドで何やってるの?何度も行って飽きないの?」

    2  「インドにハマる人って何が面白いの?」

    3  「インドってどうなの?」

 

これらの回答になればと思い、書いてみた次第です。
口で説明してもうまく伝わらないし、なんだか面倒臭いのでいつも曖昧に答えていたのです
が、少しは伝わったでしょうか?

そして、何故、インドに行くのか? いつも聞かれる質問にして僕自身にとっても最大の謎…。文章に書いてみると、なんとなく謎が解けた気がします。
町は圧倒的に汚く、人は信用できず、役人は威張りちらしてるくせに役に立たず、すべての
物事がスムーズに進まない………。嫌な所ばかり浮かんできます。親切だと思ってて、最後にお金を要求される絶望感に何度苦しめられたか…。

ほとんどの旅行者は、この時点で「2度と来るか、こんな国!」となるのだと思います。
実際僕も、滞在中1日1回は「こいつらインド人全員ぶっ飛ばしたい!!」という気分に
なりました(笑)。

でも、日本人からすると想像を絶する汚い町で、粗末な服を着て、地べたに這いつくばって生きるインドの人々を見ているとたまらなく愛おしくなるのです。

詐欺師を肯定する気はありませんが、彼らとじっくり話してみると仕事や家を失い、
政府からの援助もなく、家族を養うための手段という人が少なくありません。
しかも、それによって得る収入は100円とか500円とかの世界です。 
騙され、纏わりつかれ、無視され、時にはからかわれる。 
最初はまんまと騙されて落ち込み、怒鳴り、つかみ合いになり…と負け続けるのですが
経験値を積んでいくとそれらをうまくクリアし、楽しめるようになる。 
リアルなRPGそのものなのです。

僕はインドに行くのではなく、インドの人たちに会いに、そしてヤラれに行くのだと思います。 

次回「社員旅行」は、イランかイエメンを予定していますが直前になると無意識に
インドビザを申請している自分がいそうです(笑)。

今回テキトーに書いた「旅レポ」、予想外に好評だったので今後不定期に
これまでの旅レポを別のブログか何かにまとめます。(気が向いたら)

 1 南インド ド派手な寺院を巡って、中央インドへ

 2 インドの大都市 ムンバイ ヒッピーの聖地 ゴア

 3 インドの砂漠地帯 ラジャスターン地方&タージマハル

 4 ネパール カトマンズからヒマラヤの麓ポカラヘ 

 5 謎の中国人を探してバンコク→クアラルンプール、そしてマレーの奥地へ(作戦失敗)

 6 サイゴンのHなカラオケ屋で、何故か「イマジン」を歌い上げるマヌケな男←僕

 7 緊迫の陸路国境超え エジプト→イスラエル NATO軍行き交うスエズ運河を渡る

 8 晩秋のパリで野宿、凍死しそうになりながらパリジェンヌに蔑まれる(泣)

 9 カンボジアで船が沈没、タクシーでゲリラの巣窟を突破する

 10 古いアメ車で豪一周、増水した河に車ごと水没する

 

 などなど

 

 話のネタは、無限にある上に、どれも鮮明に覚えているのでそのうちまとめます。

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